外壁のリフォームをしようと検討すると、費用はどの位かかるのか、
工事を検討するタイミングなど気になることはたくさんあります。
今回はそれらの疑問を解決するために、塗装リフォームについて基本情報をご紹介します。
■塗装リフォームとは?
塗装リフォームとは建物の屋根や外壁を塗り替える工事で、
塗料を塗るだけではなく様々な工程を施し建物を守ります。
つまり塗装リフォームとは、建物を守る目的で行われているとても重要なものなのです。
建物は雨や太陽光などにより日々劣化が進んでおり、塗装のグレードにもよりますが、
建物の劣化症状は約10年前後であらわれます。
劣化症状を見つけ「そろそろ塗装リフォームしよう」と検討し始める方は多いでしょう。
■塗装リフォームをするタイミングとは?
①築年数
先ほど述べたように、建物の劣化症状は約10年前後であらわれます。
なぜなら一般的に使われている塗料はアクリル塗料などの比較的安価なものが使われており、
耐用年数は約4~10年程度で効果が切れ始めるからです。
新築から10年程度経った建物は塗装リフォームを検討し始めた方が良いでしょう。
②劣化症状
経年劣化による症状は様々な種類があります。
こうした症状があらわれたら塗装リフォームを検討し始めた方が良いでしょう。
・ひび割れ
日用工事で対処できるのはヘアークラックと呼ばれる幅が0.2から0.3ミリの小規模のひび割れのみです。
幅が1ミリ以上の大きいひび割れだと構造部分にも
影響が出ていると考えられるので業者さんにお願いしましょう。
・カビや苔
湿度の高い場所や日当たりの悪い場所に発生します。
建物内部に腐食などの影響が出ている可能性もあります。
・チョーキング
外壁の表面を触ると白い粉がつくことがあれば劣化のサインです。
防水性が低下しているので、放置していると建物の腐食が進みます。
・塗装はげ
特にわかりやすい劣化症状です。
こちらも放置していると建物の腐食が進みます。
■塗装リフォームの費用は?
工事費用は規模と劣化の進み具合や使用する塗料の種類によって価格は変わってくるので、
ここでは目安をご紹介します。どちらも一般的な2階建て住宅をサンプルにしています。
・屋根塗装(おおよそ40万円~60万円程度)
・外壁塗装(おおよそ80万円~150万円程度)
工事費用の内訳は、「塗料代」「工事費」「足場代」に大別されるので、
塗装の規模が大きくなるほど価格は上がります。
そのため、目安にもあらわれているように外壁塗装の方が価格が高いのがわかります。
■まとめ
少しでも長くお気に入りの家に住み続けるためにも、塗装リフォームは欠かせない工事です。
頻繁に起こる工事ではない分、しっかりとした見積もりや比較検討が重要になってきます。
今回紹介した内容が少しでも塗装リフォームのお役にたてれば幸いです。