外壁塗装って本当に必要なのかと考える人もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かに外壁の補修というのはやらなかったとしても、
すぐに目に見えて被害があるわけではないので、後回しにされたり、
そもそも必要ないのではないかと考える方もいます。
しかし、外壁塗装は住宅にとって、欠かすことが出来ないものなのです。
こちらではその外壁塗装の必要性についてご紹介致します。
外壁塗装の必要性を誤解している人が多い
外壁塗装の必要性に関して誤解をしている方が多いです。
外壁、屋根のリフォームに関する誤解について、なぜ間違っているのか、何が正しいのかなどを書いていきます。
目に見える被害がなくても外壁塗装は必要
雨漏り、外壁の損壊など、家に住むことに直接的な影響が出ないのであれば、
そのまま外壁塗装リフォームをせずに過ごしていても良いのでしょうか。
答えはNOです。
目に見えていなくてもしなくてはいけないのが外壁塗装リフォームです。
リフォームのサインや兆候が現れなかったとしてもだいたい10年で外壁塗装を行うようにするべきなのです。
外壁、屋根塗装の一番の目的は「防水」
外壁塗装、屋根塗装をなぜするのか、というのは様々な考え方があるかと思いますが、
根幹的な部分として最も重要なのが「防水」の機能です。
もちろん見た目の美しさという意味で「美観」も大事ですし、
夏は外気温が中まで来てほしくないので「断熱」も大事です。
また、汚れにくい、劣化しにくいなどの性質も絶対的に必要です。
しかし、美観以外の機能的な意味での根幹部分は全て防水に繋がってくるのです。
なぜここまで防水を徹底したいかと言えば、
水は木材や鉄筋など家造りに使われるもの全てを劣化させてしまう恐ろしい物だからです。
1年を通して雨が全く降らない地域なら問題はさほどなかったかもしれませんが、日本の場合は雨が降ります。
雪も降りますし、湿気も世界的に見ると高い方です。
節約のつもりでリフォームを怠ると大損害
外壁塗装は足場代だけでも20万円程度、工事全体となると、場合によっては100万円を超えることもあります。
目先の支出だけでいえば非常に高いですよね。
しかし、その100万円を節約のつもりでださないでいると、
結果として非常に高い支出になるか、大きな損失になってしまうのです。
外壁や屋根の塗装工事も、塗装工事で済む段階で工事をしておけば100万円ですんだのに、
それを怠ったばっかりに、例えばシロアリ被害に遭ってしまった、水漏れで屋根自体葺き替える必要が出てしまった、
家を建て替えなければならないレベルにまで劣化してしまっていた、なんてことは非常に良くあるのです。
様々なリフォームがありますが、外壁塗装に関していえば、やらないことは節約にはならないのです。