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TOP / 新着情報 / くさび式足場作業に作業手順書が必要?どんな内容が書かれているの?
くさび式足場とは、工事現場で使用される足場の一種です。
くさび緊結式足場と呼ばれたり、ビケ足場とも呼ばれています。
一定間隔に緊結部のある鋼管を支柱にし、そこに手すりや斜材をくさびで緊結するのが、くさび式足場です。
このくさび式足場はあらゆる高所作業現場にて組まれています。
その際、安心、安全性を確保するために作業手順書をチェックしながら作業が進められます。
くさび式足場は、組み立てることで作業員の作業がやりやすくなります。
作業が完了すると、くさび式足場も解体されるのですが、作業をするにも一人ひとりが異なる作業をして二度手間にならないよう作業手順書が作成されています。
ではくさび式足場に必要な作業手順書にはどんな情報が記されているのか、チェックしてみましょう。
どういった会社がこのくさび式足場の作業を請け負うのか、さらにその作業に何名の人員が必要になるのかが記載されています。
また、使用する機械・工具についても、くさび式足場ならハンマー・ラジェット・玉掛ワイヤーなどが当てはまります。
くさび式足場の作業手順書には、大きく分けて「作業工程」「作業の手順」「予想される災害の要因」「危険性の防止対策」が記載されています。
例えば、くさび式足場の組立前には朝礼があります。
これはどの作業現場においてもあるのですが、ラジオ体操に参加した後、朝礼での安全指示事項を把握することも明記されています。
予想される災害の要因がこれに当てはまります。
また、ラジオ体操をすることにより体が十分にほぐれます。これによって危険性の防止対策が期待できます。
くさび式足場の組立前に、有資各者の確認をして適正配置を行います。
作業手順書通りに、分担を決め、方法・手順を全員で再確認します。
また、作業主任者は、他の職種との連絡調整を行うため、足場作業は特別教育受講者が担当します。
このとき、予想される災害の要因を考えてみると、くさび式足場からの墜落、手順ミスによる災害、他の作業との接触などが予想できます。
作業手順書にはこうした詳細内容も記載されています。
くさび式足場を組み始める前には点検を行うことも必須条件です。
例えば、組立図により必要な部材が搬入されているか、不良品が混入していないかなどを確認します。
作業手順書通りに、くさび式足場の部材の点検を行います。
緊結部付支柱・緊結部付布・緊結部付腕木・ジャッキ型ベース金具・床付き布枠・緊結金具などです。
どの部材についても、曲がり、へこみ、つぶれ、サビの有無を確認します。
こうした作業手順書通りに確認しながら作業をすることにより、危険度もかなり低い水準まで下がります。
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