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ー枠組み足場とはどのような足場?特徴・メリットとデメリットー

枠組み足場は建設現場で広く使用されている足場です。

部材が豊富で、さまざまな現場に対応できるだけでなく、強度が高く高層の建物に向いています。

 

この記事では、枠組み足場の特徴やメリット、デメリットをご紹介します。

 

 

枠組み足場の特徴

 

枠組み足場とは、門型に溶接された鋼管を建枠として、筋交い、鋼製布枠、脚柱、ジョイント、
ジャッキ型ベース金具などの基本的な部材を組み合わせて設置する足場です。

 

組み立てやすく、高い耐久性があるため、くさび式足場では対応できない高層の建物にも対応できます。

また、組み立て時にハンマーを使用しないため、組み立ての際の騒音も少ないです。

 

枠組み足場といっても種類がいくつかあり、大きく「標準枠」「簡易枠」「拡幅枠」に分かれ、
さらにいくつかの形状に分かれています。

 

 

枠組み足場のメリット

 

枠組み足場のメリットは主に以下の3点です。

 

1.部材の強度が高い

 

枠組み足場は強度が高い素材を使用し、さらに部材に多くの枠を設置しているため、強度が高く、
地上45mまでの高層の建物にも対応できます。

 

 

2.組立て・解体が容易

 

枠組み足場は、同じ作業を繰り返して組立てていきますので、経験があれば組立てと解体が容易です。

 

 

3.部材の種類が豊富

 

枠組み足場の部材の種類は非常に豊富です。

そのため、現場に応じて最適な足場の組立てが可能です。

 

建枠の幅は400、600、900、1200、拡幅枠の5種類、それぞれに対して高さが最大4種類あり、
これらを組み合わせて安全性の高い足場を設置できます。

 

 

枠組み足場のデメリット

 

一方で、枠組み足場のデメリットは以下の2点です。

 

 

1.複雑な形状の建物・狭小地には向いていない

 

枠組み足場は複雑な形状の建物や狭小地には向いていません。

複雑な建物や狭小地では、枠組み足場のメリットである組立て・解体の容易さを最大限に発揮できません。

 

このような現場ではくさび式足場や単管足場の方が適しています。

 

 

2.組立てには一定の知識が必要

 

枠組み足場は経験があれば組立ては容易ですが、部材が多いため一定の知識がなければなりません。

単管足場のように部材がシンプルで自由度の高い足場に比べると、部材に対して豊富な知識を持ち、
現場に適した部材選びが求められます。

 

 

枠組み足場はメリットの多い足場

 

枠組み足場は、部材の強度があり高層建築物に適しているだけでなく、豊富な部材を活用して
現場に最適な足場の設置が可能であるなど、メリットの多い足場です。

 

クレーンを使っての組立ても可能で、安全で効率的な仮設足場の設置が可能になります。