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ー足場の設置場所を正しく選ぶためのポイントと注意点ー

2025/09/26

 

足場の設置場所を決める重要性

建築現場やリフォーム工事では、作業を安全かつ効率的に進めるために足場は欠かせません。その中でも「設置場所」の選定は非常に大きな意味を持ちます。足場をどこに設置するかによって、作業員の安全性や工事の進行スピード、さらには周囲への影響まで変わってくるのです。

 

安全性を左右する設置場所

足場は高所での作業を支えるため、設置する場所が不安定だと事故のリスクが高まります。たとえば、軟弱な地盤や傾斜のある場所では支柱が沈み込んだり倒壊したりする恐れがあります。そのため、設置前には地盤の強度や地面の水平状態を必ず確認することが必要です。

 

作業効率に直結する設置位置

足場は安全を守ると同時に作業効率を高める役割も担っています。建物の壁面に沿って均等に設置できれば、作業員はスムーズに移動でき、資材や工具の運搬も容易になります。逆に、設置場所がずれていると動線が悪くなり、作業の無駄が増えてしまうのです。

ここまでで、安全と効率の観点から設置場所の重要性を解説しました。次は、実際にどのような点に注意して設置場所を選べばよいのかを整理していきます。

 

足場設置場所を決める際のチェックポイント

足場を設置する際には、現場ごとに異なる条件を踏まえて判断する必要があります。以下のチェックポイントを参考に、適切な場所を選ぶことが大切です。

 

地盤と周囲環境の確認

– 設置場所の地面が軟弱でないか
– 雨水や排水によるぬかるみがないか
– 周囲に障害物(樹木、電柱、看板など)がないか
– 近隣の道路や歩道に影響を与えないか

こうした環境要因を確認することで、事故や近隣トラブルを防ぐことができます。

 

建物との距離と配置

– 壁面から適切な距離が確保できているか
– 窓や出入口の利用を妨げていないか
– 足場の高さが必要な作業範囲をカバーしているか
– 均等に支柱が配置されているか

建物との距離が近すぎたり遠すぎたりすると作業がやりにくくなり、危険性も増します。適切な間隔を保つことが重要です。

 

周辺への配慮

– 通行人が多い場所ではガードフェンスを設置しているか
– 車両の出入りを妨げないか
– 近隣住民の生活に影響が出ないか

安全だけでなく、周囲への配慮を欠かさないことが信頼される工事につながります。

 

足場の設置場所を誤ると起こるリスク

もし足場の設置場所を誤ると、工事全体にさまざまな悪影響を及ぼします。

 

安全面のリスク

– 足場の転倒や崩壊による重大事故
– 作業員の転落リスク増加
– 通行人や近隣住民への危険発生

 

効率面のリスク

– 作業動線の悪化による作業時間の増加
– 資材運搬に手間がかかる
– 作業スペース不足による手戻り作業の発生

こうしたリスクを避けるためにも、設置場所は慎重に検討しなければなりません。

 

まとめ:適切な設置場所選びが安全と効率を守る

足場の設置場所は、安全確保と作業効率の両面に大きな影響を与える要素です。地盤や周囲環境の確認、建物との距離や配置、近隣への配慮といったポイントを押さえて設置することで、事故防止とスムーズな工事進行が可能になります。特に初心者の方は、チェックリストを活用して抜け漏れを防ぐのがおすすめです。正しい設置場所を選ぶことは、工事の質と信頼を高める第一歩といえるでしょう。

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