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ー足場のチェックリストで安全と効率を守るポイントー

2025/09/19

 

足場のチェックリストが必要な理由

建設現場やリフォーム現場では、安全で効率的な作業を行うために足場は欠かせません。しかし、設置や使用方法に不備があると転落事故や作業遅延のリスクが高まります。そこで重要なのが「足場のチェックリスト」です。事前に確認項目を整理しておくことで、事故防止や作業効率の向上につながります。

 

安全確保の基本

足場は高所作業を伴うため、最優先で確認すべきは安全面です。特に以下のポイントは必ず押さえておきましょう。
– 足場材の劣化や破損がないか
– 接続部分が緩んでいないか
– 地盤が安定しているか
– 作業床の幅が十分で、隙間がないか
– 手すりや安全ネットが設置されているか

これらを一つひとつチェックするだけでも、事故リスクを大幅に減らせます。

 

作業効率を上げる確認項目

安全に加えて、作業効率を高めるための確認も欠かせません。
– 必要な高さまで足場が設置されているか
– 材料や工具を運ぶスペースが確保されているか
– 動線に無理がなく、作業員がスムーズに移動できるか
– 足場の配置が作業内容に合っているか

効率を意識したチェックリストを導入することで、現場全体の進行がスムーズになります。

 

チェックリストを作成するコツ

実際にチェックリストを作る際には、ただ項目を羅列するのではなく、使いやすさを意識することが重要です。現場の誰でもすぐに確認できるよう、簡潔でわかりやすい言葉を使うことを心がけましょう。

 

カテゴリーごとに分ける

チェックリストは「安全」「効率」「法令遵守」など、カテゴリーごとに分けると使いやすくなります。例えば「安全」には手すりや床板の確認、「効率」には資材の動線確認といった具合です。分類することで、現場の担当者が自分の役割に合わせてスムーズに確認できます。

 

チェック頻度を明記する

チェックは設置時だけでなく、定期的に行う必要があります。たとえば「設置直後」「毎日始業前」「週1回」など、頻度をリストに記載しておくと習慣化しやすくなります。これにより、小さな異常も早期に発見でき、事故防止につながります。

ここまでで、足場のチェックリストを活用する際に重視すべき観点を紹介しました。次は、実際に現場で役立つ具体的なリスト例を見ていきましょう。

 

現場で使える足場チェックリスト例

最後に、現場ですぐに役立つチェックリストの例をまとめました。必要に応じてカスタマイズして活用してください。

 

安全面のチェックリスト

– 足場の柱・支柱がしっかり固定されている
– 地盤が沈んでいないか
– 手すり・中さん・安全ネットが設置されている
– 作業床が水平で滑りにくいか
– 周囲に障害物や危険物がないか

 

作業効率面のチェックリスト

– 作業エリアが十分な広さを確保しているか
– 材料や工具の搬入経路が確保されているか
– 足場の配置が作業内容に適しているか
– 作業員の移動がスムーズにできるか

 

法令・規定の確認

– 労働安全衛生規則に則って設置されているか
– 点検記録を残しているか
– 有資格者が設置・点検を行ったか

こうしたリストを活用することで、安全で効率的な現場運営が可能になります。特に初心者の方は、まずこの基本リストから始めて、現場の状況に合わせて項目を追加していくと良いでしょう。

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