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枠組足場の特徴と組み方の手順・組み立て時の注意点とは

2023/05/26

枠組足場は部材の強度が高く、高層建築にも利用できる、建設現場で最も活用されている足場です。

一方で、部材が多い点や小回りが利きにくいというデメリットも持っています。

この記事では、枠組足場の特徴と組み方の手順を解説します。

 

枠組足場とは

 

枠組足場は建枠、ジャッキ、筋交い、鋼製布板などの部材を組み立てて設置する仮設足場です。

鋼製の建枠は門型に溶接されているのが特徴です。

 

足場のなかでも組み立てやすく耐久性があり、最も一般的に使用されています。

また、部材の強度が高いため、耐久性に優れ、地上45mの高層建築にも対応できる点も大きな特徴です。

 

一方で、複雑な形状の建物や狭小地には向いていません。

また、ほかの足場に比べて組み立てに時間がかかる傾向にあります。

 

枠組足場の組み方

 

枠組足場のなかでも手すり枠先行型の組み方の手順は一般的に以下のようになります。

 

①ベース部分を組み立てます。
平坦な位置に敷板を並べ、ジャッキベースを敷板の上に置き、調節ナットの高さを合わせます。

 

②1層目を組み立てます。
建枠をベースに差込、交差筋交いを取り付けます。

補助手すり枠を外側に取り付け、ジャッキベースで全体の高さを合わせます。
根がらみを取り付け、ジャッキベースを釘止めします。

 

③1層目から2層目の手すり枠を設置、床付き布枠を設置します。

④1層目から2層目の妻側の手すり枠を設置します。

 

⑤2層目を組み立てます。
建枠を脚注ジョイントで継ぎ足し、下の建枠に固定します。
交差筋交いを設置したあと、妻側手すりを取り付けます。

 

⑥これを繰り返します。
最上層部は建枠の場合は手補助手すり枠を設置し、妻側手すりを設置します。

 

枠組足場の施工上の注意点

 

枠組足場を設置する際には足場組立図面を作成し、工事担当者はこの図面をもとに正確に足場を組み立てる必要があります。

また、前踏みは後踏みよりやや低めになるように組み立てます。

 

さらに、庇の上に足場を設けるときは、庇が上部からの荷重に耐えうるかをチェックし、耐力不足の場合は庇の下に有効な支柱の設置が必要です。

 

枠組足場の知識をしっかりと頭に入れる

 

枠組足場の特徴や組み方について解説しました。

枠組足場は最も一般的な足場である一方、建枠だけでも50種類以上あり、部材が多いという特徴があります。

 

部材の形状もメーカーによって異なるため、最初は組み方を覚えるのが大変かもしれませんが、枠組足場を安全に組み立てるためにも部材の種類を覚え、枠組足場に関する知識をしっかりと頭に入れておくことが大切です。

 

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