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ー足場の組み立ての基本と重要性を解説!安全な施工のために知っておきたいポイントー

2025/05/23

 

建設現場や外壁工事などで欠かせない「足場の組み立て」。高所作業の安全性を確保するためには、正確でしっかりとした足場が必要です。この記事では、足場の基本的な役割から組み立て手順、安全対策まで、初心者にもわかりやすく解説します。

 

足場の組み立てとは

足場の組み立てとは、作業員が安全かつ効率的に高所作業を行うために設置される仮設の作業台を構築する工程のことです。建設業や塗装業など、さまざまな現場で使用されます。

足場の役割

足場には大きく分けて3つの役割があります。

・作業員の安全を確保する

・作業効率を高める

・資材や工具の運搬をしやすくする

不安定な場所での作業を避け、安定した足元で作業を行うために、足場の設置は欠かせません。

足場の種類

足場にはいくつか種類があり、現場の用途や条件に応じて使い分けられます。

枠組足場:主に中高層の建物で使われる一般的な足場

単管足場:狭い場所や複雑な構造に対応できる足場

吊り足場:橋梁やビルの外壁補修など高所の特殊作業用

それぞれの特徴を理解して、適切な足場を選ぶことが大切です。

 

足場の組み立て手順と注意点

足場を組み立てる際には、段階ごとの作業を丁寧に行い、安全性を常に意識することが重要です。

組み立て前の準備

足場を安全に設置するためには、まず現場の状況を正確に把握することが欠かせません。

地盤の確認:足場の安定に直結するため、地盤の強度をチェック

周囲の確認:障害物や交通状況を確認し、設置スペースを確保

これらを事前に調査しておくことで、トラブルを防ぎ、作業がスムーズに進みます。

組み立ての流れ

基本的な足場の組み立ての流れは以下の通りです。

・ベースとなるジャッキベースを設置

・支柱や筋交いを組み上げて枠組みを作成

・足場板を設置し、作業床を確保

・手すりや中さんを取り付けて安全対策を強化

高所になるにつれて、バランスや強度に注意しながら慎重に作業を進めます。

安全対策の徹底

足場作業で最も重視されるのが安全性です。以下のような対策を徹底しましょう。

・ヘルメットと安全帯の着用

・落下防止ネットの設置

・定期的な点検と補強

作業員全員が安全意識を持ち、チームで確認しながら進めることが事故防止につながります。

 

足場組み立てに関わる資格と法律

足場の組み立てには、労働安全衛生法に基づいた知識と技術が求められます。ここでは必要な資格や法律面について解説します。

足場の組立て等作業主任者

一定の高さ以上の足場を組む作業には「足場の組立て等作業主任者」の有資格者の立ち会いが必要です。この資格を持つことで、安全管理や作業の指導を行うことができます。

関係法令の遵守

労働安全衛生規則では、作業床の幅や高さ、手すりの設置基準などが定められています。違反すると罰則が科される場合もあるため、法令を遵守した施工が求められます。

 

まとめ

足場の組み立ては、建設や工事において非常に重要な工程です。安全な作業を行うためには、準備から組み立て、点検に至るまで細やかな注意と確かな技術が必要です。適切な種類の足場を選び、正しい手順で組み立てを行うことで、作業効率と安全性の両立が可能になります。今後足場作業に関わる方は、基本をしっかりと理解して安全第一で取り組みましょう。

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