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外壁塗装が色あせする原因と対策

2020/12/11


 

外壁塗装が色あせする原因

外壁塗装が色あせする主な原因は紫外線です。
塗料の色の元は「顔料」と呼ばれるもので、他の物質と同様に分子同士が結合して形成されています。
しかし、紫外線の強いエネルギーを受けると
顔料の化学的な結合が切断され、本来の色が出せなくなってしまいます。
これが塗料の色あせの原因になるため、日当たりが良い場所は色あせも起きやすくなるのです。
 

外壁塗装が色あせした時の対処法

外壁の色が変わってしまったという場合、汚れか変色の2種類の原因が考えられます。
汚れやカビ、藻などが原因で変色しているように見える場合は、洗浄だけでキレイな状態になります。
一方、塗装自体が変色している場合、色だけをもとに戻す方法はないのが現状です。
色あせを直したいのであれば塗り替えが必要になります。
 

色あせの予防方法

「できるだけ塗装をキレイな状態で長持ちさせたい」という方がほとんどだと思います。
塗りたてのようなツヤと発色を長期間保つために、色あせの予防方法をご紹介します。
 

▶︎変色しにくい色を選ぶ
実は、塗料の種類が同じでも、色によって色あせのしやすさに違いがあります。
色によって顔料の結合の強弱が異なるためです。
青・黒・白などの色は色あせしにくく、赤・黄などは色あせしやすい色になります。
また、白や黒は色あせではなく汚れが目立ちやすい色なるので、
メンテナンスの手間を省きたい場合は青系の色を選ぶのがおすすめです。
 

▶︎変色に強い塗料を選ぶ
塗料の種類によっても、耐久性や変色のしやすさが違います。
 

フッ素塗料
耐久性が非常に高い。
紫外線をはじきやすいので顔料の結合が破壊されにくく、色あせしにくい。
また汚れにも強い。高性能だがその分高価。
 

シリコン系塗料
塗料の中でも光沢保持率が高い。
機能とコストのバランスがいいのが特徴。
耐久性は高いが、フッ素塗料に比べればリーズナブルで選ぶ方も少なくない。
 

アクリル系塗料
耐久性自体は低く耐用年数も短い。
しかし光沢保持性、保色性は高いので、耐用年数の間は変色しない可能性が高い。
塗料の中でも安価な部類。
 

それぞれ性質が異なるので、予算の範囲内でできるだけ変色しにくい塗料を選ぶようにしましょう。
 

色あせがひどいときは塗り替え時期

▶︎変色・色褪せ
まず紫外線を受けた塗料が変色し始めます。
 

▶︎チョーキング現象
塗料を手で触ると白い粉がつくようになります。
これはチョーキング現象と呼ばれ、防水効果が切れてきたサインです。
 

▶︎クラック
塗膜のひび割れが起こり始めます。
外壁に雨などが侵入する原因となります。
 

▶︎剥がれ、浮き
塗料がところどころ剥がれてきたり、大きなクラックが見られたりするようになります。
この段階ではすでに、塗装が本来持っている機能を果たしていません。
変色だけならまだ問題ありませんが、チョーキング現象が見られてきたら注意しましょう。
外壁が全体的にチョーキング現象を起こし、
クラックが見え始めたくらいが塗り替え時期の目安になります。
家屋に大きな影響が出る前に、早めに塗り替えを検討しましょう。
 

外壁塗装は、紫外線の影響で徐々に変色してきます。
変色だけであればまだ大きな問題はありませんが、
チョーキング現象などの劣化のサインが見られるようになったら、塗り替えを検討しましょう。
 
 

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