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ー足場の外壁工事で失敗しないための基礎知識ー

外壁の塗装や張り替え、シーリング打ち替えなどの工事では、ほとんどの場合で足場を組みます。足場があると職人さんが安定した姿勢で作業でき、仕上がりのムラや塗り残しを減らせます。さらに落下防止や飛散防止のネットを設置できるので、家族や近隣への安全面でも重要です。外壁工事そのものに目が行きがちですが、実は足場の品質が工事全体の満足度を左右します。

 

足場が必要になる目安は、2階建て以上の住宅や高所の作業、道具を両手で扱う工程がある場合です。脚立で届く範囲でも、長時間の作業や風が当たりやすい面では危険が増えるため、無理をしない判断が大切です。工期の目安は、一般的な戸建てで1〜2週間前後が多いですが、下地補修の量や天候で延びることもあります。

 

工事の流れはおおむね次の通りです。
・現地調査と見積もり
・足場の組立と養生シートの設置
・高圧洗浄、下地補修
・塗装や張り替え、シーリング工事
・完了検査、足場解体、清掃

 

費用は外壁の面積だけでなく、立地や形状で変わります。例えば狭小地で材料搬入が難しい、凹凸が多い外壁で足場が複雑になる、道路使用の手続きが必要などの条件があると上がりやすいです。見積もりでは足場の項目が一式になっていることもありますが、内容が分かるように内訳を確認すると安心です。足場代を極端に下げている提案は、安全対策が不足する可能性もあるため、安さだけで判断しないようにしましょう。

 

安全面では、組立後にぐらつきがないか、手すりや幅木があるか、飛散防止ネットが適切かをチェックしたいところです。また外壁工事中は窓が開けにくく、洗濯物の外干しもしづらくなります。換気や生活動線を事前に考え、工事期間中の過ごし方を家族で共有しておくとストレスが減ります。防犯面でも、足場があると侵入経路になりやすいので、夜間は戸締まりを徹底し、センサーライトを活用するのも有効です。

 

近隣への配慮も成功のカギです。組立と解体は金属音が出やすく、塗装中はにおいが気になることがあります。業者の挨拶回りがあるか確認しつつ、施主としても一言伝えておくと関係がスムーズです。車の出入りや駐車スペースの使用範囲、散水や洗浄の飛び散り対策も事前にすり合わせておきましょう。

 

業者選びでは、足場を自社で管理できるか、近隣対応の説明が丁寧か、工期と天候リスクの説明があるかがポイントです。質問するなら、追加費用が発生しやすい条件、足場の点検頻度、万一の破損時の補償範囲を聞いておくとトラブル予防になります。

 

おわりに

足場の外壁工事は、見た目をきれいにするだけでなく、住まいの耐久性を守るための大切なメンテナンスです。足場の役割や見積もりの見方を押さえておけば、必要な工事に納得して進められます。まずは現地調査で状態を確認し、説明が分かりやすい業者に相談してみてください。