リフォームや工事で、よく足場が設置されているのを目にします。
足場組立ての費用が意外と高額なことに驚かれる人も多いことでしょう。
ただ、設置することで人の安全性や仕上がりのクオリティーに左右するので、高いなりの理由があるのです。
今回は、足場の設置についての条件や種類などについてご紹介します。
足場の種類
足場組立ての種類はいくつかあり、その1つが鉄パイプを用いた単管式足場です。
こちらの方法は、作業の幅を自由にできることから、さまざまな現場で使用できます。
安定性が不安定なことがあるのはデメリットですが、比較的費用も安くなります。
2つめは枠組み式足場で、最もポピュラーな方法です。
ハンマーを使用せずに組み立てられるので騒音も抑えられ、安定性にも優れています。
頑丈でしっかりしているため、高層階のビルに使われることも多いです。
デメリットは1つ1つのサイズが大きいことでしょうか。
これらを置く場所を確保しなければならないのでスペースを取ることになります。
3つめはくさび式足場です。
以前までは低層階から中層階までしか使われていませんでしたが、
最近では高い建物にも使用されるようになりました。
ハンマー1つでつなげていくため比較的設置が楽になり完成もスピーディーです。
設置も解体もスムーズなので、工事の時間も早くなります。
ある程度のスペースがないと足場が設置できない
足場はある程度のスペースが必要になります。
それでは設置することができない狭い場所で外壁塗装をするときはどうなるのでしょうか。
一戸建てなど隣同士の距離が狭いところで足場を組み立てると近所迷惑になることもあり、
何かしらトラブルになることもありそうで危険です。
そんなことにならないように、上から吊り下げて塗装が行われます。
通常ならば下から足場が積み上げられていきますが、この場合だと少ないスペースでも大丈夫です。
資格は欲しいと思ってもすぐに取得できない
足場組立てを設置することで最も危険とされているのが落下です。
ケガのリスクを減らすためにもしっかりした知識を身につけなければなりません。
資格もあり、受講条件をクリアし試験に合格した人が取得できます。
ただ、欲しいと思ってすぐに取得できるものではなく、条件があることも知っておかなければなりません。
資格を所有することで、将来独立するときなどに役立てられます。
足場はどこも同じではなく、種類があり現場の環境や条件に合わせて設置されます。